「京都駅前『京都中央郵便局』『京都駅ビル西第2駐車場』を再開発へ」 | 京都の中古マンション情報|『京まん住』運営 02不動産(セカンド不動産)

  • 京都駅が京都河原町より繁華街になるかも? 京都駅再開発の実態

    京都の玄関口として、日々多くの人が行き交う京都駅前。そんな京都駅前が大きく生まれ変わろうとしています。

     

    京都伊勢丹前の「京都中央郵便局」と「京都駅ビル西第2駐車場」を対象とした再開発計画が始動したのです。この計画は、歴史と文化が交差する京都ならではの魅力を活かしながら、地域の賑わいをさらに高め、未来の京都を象徴する空間を創り上げることを目指しています。

     

    再開発によって、京都駅前はどのように変わっていくのでしょうか?

     

     

    〈京都駅前の現状〉

     

    京都中央郵便局は、1961年に竣工され郵便業務の拠点として長らく地域に貢献してきた一方で、建物の老朽化が進んでいます。耐震性や安全性の面で改善が必要であり、内部設備も時代に合った更新が求められています。また、京都駅前という立地を生かし切れておらず、観光都市京都にふさわしい利便性や付加価値が十分に提供されていない現状があります。

    引用:こべるん「地域探訪: 京都・日本郵便が京都中央郵便局の再開発に乗り出す 延床面積13万平方メートルの複合ビルに建て替えへ」

    https://koberun.net/blog-entry-%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%8E%A2%E8%A8%AA-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%83%B5%E6%94%BF%E3%81%8C%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E9%83%B5%E4%BE%BF%E5%B1%80%E3%81%AE%E5%86%8D%E9%96%8B.html

    また、京都駅ビル西第2駐車場は、駅利用者や周辺施設の訪問者にとって便利な駐車スペースを提供しているものの、土地利用の効率性という観点で課題があります。駅前という貴重な土地が、駐車場としてのみ活用されている現状は、付加価値の創出が限定的になっています。また、施設自体が古く、利用者の快適性や現代のニーズに十分応えられていないことも指摘されています。

     

    引用:こべるん「地域探訪: 京都・日本郵便が京都中央郵便局の再開発に乗り出す 延床面積13万平方メートルの複合ビルに建て替えへ」

    これら2つの施設に共通する課題は、駅前立地という絶好の条件を十分に活用できていないことです。地域経済への寄与や観光需要への対応が不十分であり、駅前エリアの持つ可能性を最大限に引き出すためには、大規模な再開発が不可欠となっています。


    〈京都プロジェクト(仮称)〉

    こうした課題を解決し京都駅前エリアをより魅力的で活気ある場所へと変貌させるために、新たに動き出したのが「京都プロジェクト(仮称)」です。日本郵便とJR西日本グループが共同で、京都中央郵便局と京都駅ビル西第2駐車場を再開発し、京都駅前という立地を最大限に活かした複合施設が新設されます。

    敷地面積約10,200㎡の場所に建設されるこの複合施設は、地上14階、地下4階、延べ床面積約119,000㎡で、高さは京都駅ビルとほぼ同じ約60mとなる見通しです。


    引用:ココログ「JR京都駅前 「京都中央郵便局」と「京都駅ビル西第2駐車場」を再開発 「京都プロジェクト(仮称)に係る環境影響評価準備書」の縦覧!」
    http://building-pc.cocolog-nifty.com/map/2021/11/post-63fa90.html

    地下2階-地上2階は商業施設、3-10階はオフィス、11-14階はホテルが誘致される予定です。1階にはバスターミナルや広場が、地下には駐車場が整備され、さらに連絡通路で駅に直結することで利便性が高まります。

    具体的な開発スケジュールは現在のところは明らかにされていませんが、2029年度の工事完了を目指しているとのことです。
    この「京都プロジェクト(仮称)」が実現することで、京都駅前は観光やビジネスの拠点としての魅力をさらに高めるだけでなく、周辺の不動産市況にも大きな影響を及ぼすでしょう。再開発に伴い、駅前エリアの商業施設やオフィスの需要が増加し、不動産価値の向上が期待されます。このプロジェクトは地域全体の経済を活性化させ、京都の未来に新たな可能性を切り開く一歩となるでしょう。


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