物件見学時にチェックするポイント

物件見学時にチェックするポイント
新しい住まい探しはワクワクするものですが、慎重な計画と評価が必要です。快適な住まいを見つけるにあたり、物件見学は欠かせないステップでしょう。
本記事では、「物件見学時にチェックするポイント」に焦点を当て、効果的な見学の方法について詳しく説明します。物件見学の際に必ずチェックすべき事項やモデルルーム見学の落とし穴、そして物件見学に持参すべきアイテムや服装について、詳しく解説します。
これらの情報を活用し、理想の住まいを見つけるための物件見学を楽しくスムーズに進めましょう。

物件見学時にチェックする室内のポイント


まずは、チェックすべき室内のポイントから紹介します。パンフレット等からではわからない実際の状態を注意深くチェックしていきましょう。

屋外環境からの影響

物件見学時に重要なのは、室内だけでなく、屋外環境からの影響も見逃さないことです。パンフレットやインターネットの情報ではわからない実際の状態を注意深く評価しましょう。

日当たり
物件の日当たりは、室内の明るさや快適さに影響します。日照条件を確認し、日当たりを体感しましょう。夜間や暗くなってから見学すると、実際の生活状況が分かりません。物件情報に「南向き」とあっても、周囲の建物によって日差しが遮られることもあるので、窓を開けてしっかりと確認することがおすすめ。方位磁針を使えば、正確な方向も確認できます。

風通し
同じく窓を開けて、風通しを確かめることも重要です。風通しの良い部屋は空気が新鮮で湿度管理に役立ちますし、冷暖房の効率も向上します。一方、風通しの悪い部屋では洗濯物が乾きにくく、湿気がたまりやすく、衛生面に問題が生じる可能性があります。快適で清潔な生活を送るために、部屋の風通しを考慮することは重要です。

眺望
眺望も確認すべきです。窓からの景色は生活の一部であり、好みの風景が見えるかどうかは大切です。周囲の建物や道路からのプライバシーも確認しておくと良いでしょう。特に、向かいの建物からの視線など、気になる要素はスタッフに尋ねてみてください。

騒音
周辺の騒音もチェックしましょう。物件周辺に騒音源があると、快適な生活を妨げることがあります。駐車場、商業施設、道路の騒音などに注意し、室内での静かな環境を確保できるかを見極めることが重要です。また、将来的な建設計画や修繕予定も考慮し、住環境の変化に備えましょう。

また、マンションでは隣人との騒音問題も発生しやすいものです。足音や隣の部屋からの音漏れなどが、住人間のトラブルの原因になることがあります。内見の際には壁をノックしてみて、壁の厚さや堅さを確認しましょう。薄い壁では隣室からの生活音が漏れやすく、生活のストレスにつながります。

これら屋外環境からの影響は、朝・日中・夕方・夜と時間帯を変えて見学することで、住んだときのイメージがしやすくなります。

間取りと収納スペースの確認

部屋の広さを確認するにあたっては、家具を配置した際のスペースの余裕を考慮することが大切です。自分の家具のサイズや配置を考え、部屋にどれだけの余白があるかをイメージしましょう。

また、収納スペースも見逃せません。持ち物や衣類をきちんと収納できるかどうかを確認しましょう。収納スペースが不足している場合、収納家具を追加しなければなりません。この場合、生活スペースが制限されるため、慎重に検討することが重要です。洋室にはクローゼット、和室には押入れが通常備わっていますが、奥行きや高さなどもしっかり確認しておきましょう。

室内設備のチェック

室内設備のチェックも物件見学時に見逃せない重要なポイントです。

携帯電話の電波状況
現代では多くの人が固定電話を使わず、携帯電話を主要な通信手段としています。したがって、物件内での携帯電話の電波受信状況を確認することは重要です。特に建物の影や地下に位置する場合、電波が弱いことがあるため、携帯電話の通信が問題なく行えるか確認しましょう。

防犯
物件の防犯チェックは欠かせません。ベランダや窓からの視界、柵の高さなどをチェックし、安全性を確保しましょう。特に子供がいる場合は、危険な場所や設備がないか注意深く見るべきです。また、布団や洗濯物を干すための仕組みが適切に備え付けられているかも確認しましょう。

コンセントの位置と数
家具や家電を配置する際に、コンセントの位置や数は重要です。自分の生活スタイルに合わせてコンセントの配置を確認し、必要な機器を適切に接続できるかを考慮しましょう。特にテレビなどの大型家電を置く場所に適切なコンセントがあるか確認しましょう。
 

物件見学時にチェックする周辺環境のポイント


次に、チェックすべき周辺環境のポイントを紹介します。

交通アクセス

住む場所の交通アクセスは、日常生活における利便性に大きな影響を与えます。まず、最寄りの駅やバス停までの距離とアクセス方法を詳しく確認しましょう。徒歩圏内にあるか、自転車や車でアクセスする必要があるかを把握します。通勤や通学の際に、これらの交通手段が使いやすいかどうかも考慮すべきです。

自家用車を所有する場合、物件周辺の駐車場の有無や料金、近隣道路の交通量と渋滞の状況も確認しましょう。駐車スペースが不足していたり、通勤路が混雑している場合、ストレスがたまります。また、地図上の距離は実際の移動時間と異なることがあるため、実際に歩いたり、通勤・通学のシミュレーションを行ったりすることで、交通アクセスの実情を把握しましょう。生活の便益に合致する交通アクセスが揃っていることが、快適な住環境の一環です。

周辺施設

 周囲の施設は、日常生活を快適に過ごすうえで重要です。最寄りのスーパーマーケットやコンビニエンスストアの有無と営業時間を確認しましょう。これらの施設が近くにあると、食料品や日常品の調達が便利です。また、子供がいる場合は学校や病院、公園などが近くにあるかどうかも重要な要素です。

近隣に飲食店がある場合、食事の選択肢が増える利点がありますが、騒音や臭いについても注意が必要です。物件での生活を想像し、周囲にあると便利な施設を考えましょう。

地域の治安と安全性

女性や子どものいるファミリーにとって、周辺環境の治安は気になるでしょう。物件周辺の人通りの多さや街灯の有無は、防犯性を評価する際に重要な要素です。また、近くに交番やこども110番の店があるかどうかも確認しておくと安心です。安全な環境で生活することは何よりも大切です。夜間の街灯や防犯カメラの設置状況も注意深くチェックし、家族と共に安心して生活できる場所を選びましょう。
 

モデルルーム見学の注意点


物件見学の際に、モデルルームを訪れることは非常に有益です。モデルルームは、実際の住まいに近い状況を体験できる場所であり、理想の住環境をイメージするのに役立ちます。しかし、モデルルーム見学においても注意すべきポイントがあります。以下は、モデルルーム見学の際に留意すべき注意点です。

標準仕様の確認

モデルルームには通常、標準仕様に含まれない高級な設備や内装材が使用されていることがあります。これらの設備は、物件の魅力を引き立てるために設けられており、実際の標準仕様には含まれていない場合が多いです。したがって、モデルルームで見かけた設備や内装材が、実際の部屋の標準仕様に含まれているかどうかを確認する必要があります。もし、モデルルームで使用されているものが有料のオプション仕様だった場合、追加費用がかかる可能性があることを考慮しなければなりません。

また、部屋の内装や色合いも重要な要素です。モデルルームは、特に高級感や広々とした印象を演出するために、慎重に選ばれた壁紙や棚、カラースキームなどが使用されています。しかし、これらの内装も実際の部屋の標準仕様と異なる場合があります。したがって、モデルルームの内装や色合いも、実際の部屋と同様のものかどうかの確認は必須です。標準装備として提供される素材や色が自分の好みや生活に合っていれば問題ありませんが、後で後悔しないためにしっかり確かめておきましょう。

広さや間取りの確認

前述の通り、モデルルームは見学者に最高の印象を与えるために工夫されています。高級な家具や装飾品などが多様に使用され、広々とした印象や高級感が演出されています。モデルルームに魅了されたとしても、惑わされないようにしなければなりません。自分の生活スタイルに合わせたレイアウトを考えることが重要です。家具を配置した際の実際の使い勝手やスペースの使い方をイメージし、自分のニーズに合致するかどうかを確認しましょう。

質問を積極的にする

モデルルーム見学では、不明確点や疑問点が生じることがよくあります。その際、スタッフに質問することは大切です。物件に関する細かい情報や設備の仕様、共用施設の利用方法など、気になることはどんどん尋ねましょう。また、建物や地域に関する質問も忘れずにすると、より良い判断材料になります。

モデルルーム見学は、物件を選ぶ上での重要なステップですが、魅力的な内装やデザインに惑わされずに、実用性や将来の生活に適した条件を見極めることが大切です。慎重な見学と質問を通じて、理想の住まいを見つける手助けにしてください。
 

物件見学時に持って行った方が良い物や服装


最後に、物件見学時に持参すべき物や服装について説明しましょう。

持参すべきもの

・間取り図
物件の間取り図は、部屋の配置や広さを理解するのに役立ちます。不動産会社から提供されることが多いですが、自分で印刷して持っていくと便利です。

・カメラ
物件を撮影して後から振り返ることができます。特に気に入った物件や問題がある場合、写真は参考になります。

・方位が分かるもの
物件の日当たりを確認するために、コンパスやスマートフォンのコンパス機能を利用し、方角をチェックしましょう。

・メジャー
家具やカーテンのサイズ、部屋の寸法を測定するためにメジャーが役立ちます。特に大きな家具を配置する場合は必要です。

・筆記用具とメモ帳
見学中に気になる点やメモすべき情報を記録しましょう。あとで物件を比較する際に便利です。

・懐中電灯
物件内の暗い場所やクローゼットを照らすのに役立ちます。夜間の内見でも使用できます。

・地図
周辺環境や施設を調べるために地図アプリを活用しましょう。内見前に物件周辺を探索するのに便利です。

・水平器(レベラー)
建物が水平かどうかを確認するのに役立ちます。スマートフォンのアプリでも代用可能です。

・図面とバインダー
不動産会社が提供する図面と自身の条件やメモを整理するためのバインダーを持っていくと便利です。
 

服装
・動きやすい服装
内見では物件内を歩き回ることが多いため、動きやすい服装がおすすめです。ジーンズやカジュアルな服が適しています。

・脱ぎ履きしやすい靴
靴を何度も脱いだり履いたりするため、脱ぎ履きしやすい靴が便利です。スリッポンやスニーカーが適しています。

・季節に合った服装
季節に応じた服装を選びましょう。夏場は薄手の服装で、冬場は暖かい服装が必要です。

・履物のカバー
物件内での靴の取り扱い方によっては、履物のカバーが必要な場合があります。不動産会社から提供されることもありますが、自分で持っていくことも考えましょう。

以上の持ち物と服装を用意することで、物件見学をスムーズに行い、必要な情報を正確に収集することができます。

まとめ

物件見学は、住まい選びの重要なステップであり、慎重に行うべきものです。室内、周辺環境、モデルルーム、持ち物と服装に関するポイントを確認することは、後悔しない住まいを見つけるための鍵となります。

物件見学の際には、各ポイントを念頭に置いて、詳細な情報を収集しましょう。また、感想や印象をメモに残すことも大切です。最終的な判断を下す前に、複数の物件を比較し、自分のニーズに最も適したものを見極めることをおすすめします。物件見学を通じて、快適な暮らしを実現するための第一歩を踏み出しましょう。
 

※こちらの記事は2023年2月時点の記事になり今後法改正などにより変更になる可能性がございます。