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不動産買い取り時に気を付けたいトラブルと解決策
「不動産買取りにはどのようなトラブルが考えられる?」「トラブルを回避するためにはどうすれば良い?」不動産の買取りを検討している人の中には、このように考えている人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では不動産買取りのトラブルや回避方法について紹介しています。この記事を読めば、不動産の買取りにおけるトラブルについて網羅できますので、是非ご一読ください。

不動産買取り時によくあるトラブル


不動産買取りを行う際、スムーズに進行するためには、一般的に起こりうるトラブルを理解することが大切です。課題を未然に防ぐための知識と対策があれば、安心して不動産の買取りを利用できるでしょう。ここでは、不動産買取り時によく遭遇するトラブルとその特徴について詳しく解説します。
 

相場よりも買取り金額が安い

不動産の買取り価格は通常市場相場の5~8割程度とされていますが、これを知らずに契約をしてしまい、引き渡し後に後悔をするケースがあります。この問題を避けるためには、不動産会社の査定時に相場価格や過去の売買事例などを詳しく説明してもらい、買取価格を決定することが大切です。急いで売却する際でも、相場を理解した上で契約を結ぶよう心掛けましょう。

また、不動産の買取り価格は様々な要因によって左右されるため、査定時にはその根拠も含めて説明を求めることが重要です。さらに、契約書に明確な条件や取り決めを記載しておくことも重要です。買取価格に関する詳細な情報や売却条件、引渡し日程などを契約書に盛り込むことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

不動産の買取りは大きな取引であるため、情報を得ることや納得した上で進めることが必要です。しっかりと準備をして、円満な取引を成立させましょう。

高額な手数料を請求される

不動産買取りにおいて、高額な手数料を請求されるトラブルがあります。本来、仲介手数料などの売主負担の経費は買取りにおいて発生しません。しかし、一部の買取業者がさまざまな名目で不当な費用を請求したり、引渡し後に不用品の処分費用を請求したりすることがあります。

買取業者を選ぶ際には、その料金体系をよく確認することが重要です。見積もり時に隠れた費用がないかどうかをきちんと確認しましょう。特に「残置物があっても大丈夫」と謳っている場合でも、実際には処分費用が含まれていることがあるため注意が必要です。

信頼性のある買取業者であれば、明確な料金体系を提示し、契約書にも明記されているでしょう。契約前にしっかりと料金や費用について確認し、納得がいくまで質問することが大切です。

予定していなかった支出が発生する

不動産買取りにおいて、予想外の支出が発生する場合があります。中には不用品回収サービスを提供している買取業者もありますが、このサービスは有料で、回収量や物によって料金が変動します。
トラブルを避けるためには、事前に不用品回収の料金体系を理解しておくことが大切です。買取業者によってサービス内容や料金設定が異なるため、契約前に明確な料金について確認しておく必要があります。

特に、不用品が多かったり、大きなものが含まれている場合は、追加料金が発生する可能性があることを理解しておくことが重要です。事前に業者との打ち合わせを行い、回収サービスにかかる料金や条件を明確にしておくことで、後で予想外の費用が発生するリスクを最小限に抑えられるでしょう。

売買契約後に査定価格を値下げされる

不動産買取りにおいて契約後に査定額を値下げされる問題が発生することがあります。買取査定によって価格について買取業者と合意した後に、契約後や引渡し時に買取金額が減額されることがあります。このような事態は業者側の都合や市況の変化など、さまざまな理由によるものです。

この問題を回避するためには、査定価格に納得した上で契約を結ぶことが大切です。買取業者が提示した査定金額が妥当かどうかをよく考え、自分の希望や現状に合った売却を慎重に判断しましょう。

隣地との境界線が明確になっていない

不動産の売却時には、隣家との土地境界線を把握することが重要です。土地の境界線を正確に把握せずに売却を進めると、登記簿の記載と実際の状況が一致せず、売買契約に支障をきたすだけでなく隣家との問題を引き起こす可能性もあります。

土地の境界線は法務局で調査することができますが、より確実な情報を得るためには土地家屋調査士に依頼するのがおすすめです。土地家屋調査士は専門家であり、正確な境界調査を行い、その結果をもとに売買契約や登記手続きを進められるでしょう。

土地境界線を正確に把握することで、不動産の売買取引を円滑に進めることができます。隣家とのトラブルを未然に防ぐためにも、事前に土地家屋調査士による境界調査を行い、確実な情報を得ておきましょう。

売却金額を小切手で受け取り不渡りになる

不動産の売却益を小切手で受け取る場合、詐欺被害に遭うリスクが高いです。小切手は不渡りになる可能性があるため、売主が受け取った小切手を金融機関で現金化できない状況を指します。

不動産買取りでは、通常は現金振り込みで取引が行われ、買取価格が売主の口座に振り込まれるタイミングで物件の引き渡しが行われます。このように現金振り込みが一般的なのは、取引の安全性や確実性を確保するためです。

悪徳業者による詐欺を避けるためにも、小切手払いを持ち掛けられた場合は注意が必要です。信頼性のある不動産会社であれば、現金振り込みを選択肢として提示してくれるでしょう。小切手を受け取る際には、その信用性をよく検討し、不安があれば他の買取業者を選ぶようにしましょう。
自分の資産を守るためにも、信頼性のある業者との取引を心掛けることが重要です。

詐欺業者との契約に警戒

詐欺業者は不要な費用や手数料を求めたり、支払った後に連絡が途絶えるなどの手口でトラブルを引き起こすことがあります。不動産売却を検討する際には、売却の段取りや発生する支出について十分に理解することが重要です。

会社の口コミや評判を調べることで他の顧客の実体験を知ることができ、会社の信頼性を判断する手がかりになります。また、契約書に記載された条件や支払いに関する事項をよく理解し、不明点はしっかりと質問しましょう。

不動産の取引は金額が大きくなるため、慎重さが求められます。詐欺業者に騙されないように、信頼性のある業者を選び、十分な調査と警戒心を持って取引を進めることが不動産売却の安全性を確保するために大切です。

買取りトラブルを避ける方法


不動産買取りにおけるトラブルを回避するためには、事前の準備と知識が非常に重要です。透明性のある取引を行うための指針や、不確定要素を最小限に抑えるための策略が存在します。ここでは、買取りのトラブルを避ける具体的な方法を詳しく解説します。

不動産の価格相場を調査する

不動産の買取を依頼する際、トラブルを避けるためには売却価格の相場を事前に調べておくことが重要です。査定価格には、査定資料を詳しく作成して相場価格を提示する場合と、簡易的な査定価格だけを提示する場合があります。しかし、相場を知らずに買取を依頼すると後にトラブルが発生する可能性が高くなるでしょう。

国土交通省が提供する「土地総合情報システム」を利用することで、過去の不動産取引情報を検索し相場を把握することができます。このシステムを活用して自身でも相場価格を把握することが大切です。
相場を知ることで、不動産会社から提示される査定価格が妥当か判断することができ、適正な価格での買取り交渉が可能となります。

総合的に考えると、事前の相場調査は買取りトラブルを避けるための重要なステップであり、よりスムーズな取引を実現するために欠かせない手段です。大切な不動産の取引においては、慎重に準備し、信頼性のある情報を元に適切な価格での取引を目指しましょう。

やり取りを書面に残す

不動産取引においては、査定から売買契約、引渡しまでの全てのやり取りをできるだけ書面にして保管することが重要です。デジタルツールを利用してメールやSNSで連絡を行うことが望ましいですが、できない場合は打ち合わせ記録を書面に残すようにしましょう。

特に、売買契約時の重要事項の説明や契約書の交付は必ず書面化しましょう。しかし、それだけでなく、取引過程で交わされる連絡や打ち合わせも重要な証拠となります。簡単なメモでも後にトラブルになった際に役立つことがあるため、大切なやり取りは細部まで記録しておきましょう。

書面化することで、内容を明確にし、双方の合意や条件を確認することができます。これにより、誤解や紛争を未然に防ぐことができるでしょう。また、記録を保管しておくことで、取引の進行や約束の履行を管理しやすくなります。

不動産会社の行政処分歴を調査する

「国土交通省ネガティブ情報等検索サイト」を利用して、不動産会社の行政処分歴を調査しましょう。国土交通省ネガティブ情報等検索サイトは、国土交通省所管の事業者の行政処分歴などを検索できるサイトです。不動産会社の受けた行政処分について、処分の種類や日付、地域などを設定して検索できます。

不動産の取引において、不安や疑念がある場合は、このサイトを利用して事前に不動産会社の過去の行政処分情報を確認することで安心感を得られるでしょう。ただし、過去に行政処分を受けた不動産会社でも、その後改善され信頼性が高まっている場合があります。行政処分歴を調べる際には、特に直近の処分情報に注目し、それに基づいて慎重に判断することが重要です。

過去の行政処分情報は、不動産会社の信頼性を評価する重要な指標の一つですが、それだけで判断するのではなく、口コミや評判、実績なども総合的に考慮することが望ましいです。取引相手を選ぶ際には、情報を入手し、冷静かつ客観的に判断することが、トラブルを避けるために重要なポイントとなります。

不動産取引のトラブル事例を調査する

「不動産トラブル事例データベース」を利用して、不動産取引における過去のトラブルの事例を調査しましょう。不動産トラブル事例データベースは、過去の不動産取引に関するトラブル事例や裁判事例、宅建業者に対する行政処分などを掲載しているサイトです。このデータベースを利用することで、過去に起きた不動産取引のトラブルを知ることができます。

過去の事例を知ることで、どのようなトラブルが起きる可能性があるのか、またその際の対応方法や回避策を学ぶことができます。事前に起こりうるトラブルに対して対策を講じることで、円満な取引を進められるでしょう。

不動産取引は大きな責任を伴う重要な取引であり、トラブルが起きると解決が難しいこともあります。したがって、不動産トラブル事例データベースを活用して知識を深めることは、安心して取引を進めるために欠かせない手段です。

事例データベースを通じて、他の人々が経験した問題点や失敗から学び、自身の取引に生かすことで、よりスムーズで信頼性のある取引を実現することが可能となります。信頼性のある情報源からの学びを活かし、より良い不動産取引を目指しましょう。

不動産会社の口コミや評判を確認する

不動産買取契約を交わす前に、不動産会社の口コミや評判を調査することが重要です。公式サイトや口コミサイトを検索して、不動産会社の信頼性や実績を確認しましょう。

口コミは他の顧客のリアルな声を知る上で有用な情報源ですが、中にはサクラや偽の口コミも存在することがあります。そのため、信憑性を判断する際には複数の情報源を参考にし、一つの意見だけに依存しないように注意しましょう。

公式サイトや信頼性のある口コミサイトでは、業者のプロフィールや実績、取引の流れ、対応の質などを確認できます。また、不動産取引におけるトラブルの有無や解決力についても調べておくことが重要です。

さらに、友人や知人など、身近な人からの意見や経験談も参考にできます。信頼性の高い情報を得るために、可能な限り多くの情報源を探り、客観的な視点で判断しましょう。

条件の詳細を確認する

買取を利用する際には、契約書に記載されている買取条件をしっかりと確認しましょう。これは不動産取引に限った話ではありませんが、契約書に書かれた内容をよく理解してから契約を締結することが大切です。

特に査定結果に関連する条件は重要なポイントです。不動産会社から提示された査定結果の根拠や詳細をきちんと聞き、納得がいくまで確認しましょう。査定結果には様々な要因が影響することがあるため、その根拠を理解することで、適切な価格での取引が実現するでしょう。

また、買取条件には他にも重要な点が含まれているかもしれません。例えば、契約解除に関する条件や手数料、引渡し時期などが挙げられます。細かな項目も見逃さずに確認しましょう。

契約を締結する前に、十分な時間をかけて契約書の内容をしっかりと確認することで、後悔やトラブルを回避できるでしょう。信頼性のある業者との良好な取引を実現するためにも、買取条件の確認は重要なステップとなります。

査定価格の根拠を確認する

買取を利用する際には、提示された査定結果の価格に対して、なぜそのような価格になったのかを確認することが重要です。査定結果の価格は買取価格に直結するため、その根拠を理解しておくことでトラブルを避けることができます。

特に、高額な査定額を提示してくる業者には注意が必要です。業者が契約を得るために過剰な査定をしている可能性があり、先述した通り契約後に価格を減額されるケースもあります。

トラブルを回避し円満な取引を進めるためには、査定結果に対する説明を不動産会社の担当者からしっかりと受け取ることが重要です。査定額に影響する要素や評価基準を丁寧に説明してもらい、理解することで納得感を得られるでしょう。
また、査定結果に疑問や不明点があれば遠慮せずに質問し、納得いくまで話し合うことが大切です。信頼性のある担当者であれば、誠実に対応してくれるでしょう。

まとめ

今回の記事では、不動産買取りのトラブルや回避方法について紹介しました。不動産の買取では多くのトラブルが発生する可能性がありますが、今回の記事で紹介した回避方法を抑えておくことで、トラブルを未然に防げるでしょう。

不動産取引は大きな金額となるため、後悔しないためにも正しい知識を身に付けておくことが大切です。自分だけで判断ができない場合には、不動産会社や買取業者を含めた専門家に相談すると良いでしょう。

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※こちらの記事は2023年2月時点の記事になり今後法改正などにより変更になる可能性がございます。

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