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空き家を買取ってもらう時の相場
「空き家を買い取ってもらうときの相場は?」「メリットやデメリットは?」空き家の買取を検討している人の中には、このように考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では空き家を買い取ってもらう時の相場やメリット、デメリットについて紹介しています。
この記事を読めば、空き家の買取について網羅できますので、是非ご一読ください。

空き家を買取ってもらう時の相場とは


空き家を買い取ってもらう際、業者によって価格は異なりますが、一般的には仲介で販売する価格の50~80%程度が相場とされています。具体的な価格は、物件の状態や立地、需要などによって左右されます。解体をする必要がなく、リフォームをすることで転売できるような物件であれば、仲介で販売する価格の80%程度が期待できるでしょう。一方、解体が必要な場合には、買取価格は仲介で販売する価格の50%程度になってしまうこともあります。そのため、できるだけ解体の必要がないような状態にしておくことが大切です。

買取業者は、物件を転売する際に利益を得ることを目指しています。一般的な利益率は10%くらいで、リフォーム費用は売却価格の10%以内に抑えることが一般的な目標値とされています。つまり、買取業者が利益とリフォーム費用を確保するためには、仲介で販売する価格よりも20%程度低い価格で物件を仕入れなければなりません。

また、家具付きで売却した場合には家具の処分費用も考慮されるため、売却価格はさらに低くなることがあります。さらに、解体が必要な物件では、買取業者は解体費用と利益を考慮する必要があるため、仲介で販売する価格の50%程度になってしまうことも考えられます。

空き家を買取りするメリット


空き家を買取ってもらうという選択は、多くの人にとって有益な選択肢となります。空き家を維持管理することは、想像以上に手間とコストがかかりますが、空き家を買取ってもらうことで、その負担を軽減できるでしょう。ここでは、空き家を買取ってもらうメリットについて詳しく見ていきましょう。

早く売却できる可能性がある

空き家の売却方法には、買取と仲介があります。仲介では売却までに4~6ヶ月かかることが一般的で、立地条件や築年数によっては1年近くかかることもあります。
一方、買取は査定を依頼してから1週間から1ヶ月程度で売却できる可能性があります。中には翌日に買取りをする会社もあるでしょう。また、早く売れることで空き家の維持費からもすぐに解放される点もメリットと言えます。

内覧の必要がない

仲介の場合は購入希望者が現れるたびに売主が内覧対応を行わなければなりません。遠方の場合でも内覧のたびに現地を訪れなければならず、買取と比較して空き家所有者の負担が大きくなります。
一方で買取の場合は、基本的に業者による現地査定時のみ足を運べば良いため、空き家所有者が現地に行く手間が削減できます。遠方の場合は、オンラインで査定を行ってくれる買取業者も多く、立ち会いが不要です。

解体せずに売却できる可能性がある

買取では、古い空き家でも解体しなくても売れる可能性があります。仲介では買主が個人になることが多く、解体費用を負担してまで購入する人は少ないです。そのため、解体した後でないと売れない場合もあります。
一方、買取の場合は買主が不動産会社になり、資金力の問題がなくなるため、買主が解体して転売することができます。そのため、古い空き家の場合でも買取ならそのまま売れることが多くなるでしょう。

契約後の取り消しのリスクがない

買取業者は成立した売買契約を撤回することがありません。契約を破棄すれば、お客様だけでなく、同業他社や協力会社の信頼を失うことになります。

一方、仲介では売買成立後も買主の事情により契約が白紙に戻ることがあります。具体的には、住宅ローンの審査に落ちたり、他に気に入った物件を見つけたりする場合が挙げられるでしょう。仲介で売却できても、契約が白紙に戻ってしまうと、再度買主を探す手間が生じます。

家具込みで売却できる可能性がある

空き家を買取りにする際、家具をそのまま引き取ってもらえることもあります。全ての買取業者が家具を引き取るわけではないですが、一部の買取業者は家具の引き取りサービスを行っています。

もし家具を処分する手間を省きたい場合は、家具引き取りサービスのある買取業者を選ぶとスムーズに売却できるでしょう。ただし、家具を引き取ってもらう場合は、買取業者が処分費用を負担するため、売却価格が若干低くなる点には、注意が必要です。

仲介手数料がかからない

買取は仲介ではないため、仲介手数料がかかりません。買取は不動産会社が安く購入して高く転売するビジネスモデルであり、転売時に利益を得るために手数料を取る必要がありません。
仲介では、売却価格によって変動するものの、数十万円から数百万円の仲介手数料がかかることもあります。買取ではこの費用がかからなくなる点は、メリットと言えるでしょう。

契約不適合責任を免責がされることが多い

買取での売却は、契約不適合責任を免責してもらえることも多いです。契約不適合責任とは、契約内容と異なるものを売却した場合に課される売主の責任のことです。しかし、買取の場合は物件に不具合があっても、不動産会社がそのまま購入してくれるケースもあります。売主としては「契約不適合責任は追及しないものとする」という条件付きで売却が成立するため、古い物件でも安心して売却できるでしょう。

売却していることを近隣に知られずに済む

買取では、空き家所有者と買主である買取業者とが直接売買するため、第三者に対する宣伝活動が行われません。そのため、近隣住民や知人に空き家の売却が知られることはありません。
一方、仲介の場合は、不動産会社が広告媒体を通じて宣伝活動を行うため、近隣住民や知人に売却が知られる可能性があります。空き家の売却を近隣に知られたくない場合は、買取を選ぶことで安心して売却できるでしょう。

空き家買取りのデメリット


空き家を買取ってもらうことは多くのメリットがある一方で、いくつかデメリットも存在します。すぐに現金化が可能で、管理の手間を省ける一方で、市場価値を最大限に引き出すことが難しい場合があります。ここでは、空き家を買取ってもらうデメリットについて詳しく見ていきましょう。

仲介より売却価格が安い

空き家の買取りでは売却価格が安くなることが最大のデメリットと言えるでしょう。買取は早く売れる反面、価格が安くなる傾向があります。一方、仲介は時間がかかる一方で高い価格で売れる可能性があります。売却するまでの期間に余裕があり、少しでも高く売りたいという場合は仲介での売却がおすすめです。

必ずしも買取が保証されるわけではない

空き家の買取りでは、必ずしも買取が保証されるわけではないこともデメリットと言えます。特に土地価格が著しく安く、解体が必要になる物件は買い取ってもらえない場合があります。買い取ってもらえるか否かは、更地価格と解体費用のバランスで決まるでしょう。

特に地方の物件では、更地価格が解体費用を下回り、買い取ってもらえないケースもあります。そのため、まずは売却価格の査定を依頼して確認することが大切です。

信頼できる買取業者を探すのが困難

買取業者は不動産会社の中でも特定の会社が行っており、全ての不動産会社が買取を行うわけではありません。また、買取業者は得意分野を持っており、対応エリアも限られていることがあります。そのため、適切な買取業者を見つけるのが難しいこともあります。買取業者を探す際には、空き家の買取を専門としている会社に依頼するようにしましょう。

空き家を少しでも高く買取ってもらうポイント


空き家を買取ってもらう際、買取価格はさまざまな要素によって左右されます。しかし、ポイントを把握して事前に準備を整えることで、少しでも高く買取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。ここでは、空き家を少しでも高く買取ってもらうためのポイントについて詳しく解説します。

最新の外観や内観の写真を用意しておく

遠方にある空き家をオンラインで査定してもらう場合は、最新の外観や内観の写真を用意しましょう。築年数の割に状態の良い空き家であれば、写真を提供することで正確な査定が可能になります。また、状態が悪い空き家であっても、買取業者は出張の手間や費用が節約できるため、買取を積極的に検討してくれる可能性が高くなります。

仲介を通じて売却できないか再確認する

時間に余裕がある場合は、仲介を通じて売却できないか再確認するのがおすすめです。買取は価格が安くなる傾向があるため、急いでいない場合は仲介で高く売却することが得策です。売却の期限がない場合は、まずは仲介で売却してみることを検討しましょう。

残置物を撤去しておく

空き家に残置物がある場合、それを撤去することで高く買取ってもらえる可能性があります。空き家買取の大きなメリットの一つは、不要な家具や家財を無料で処分してもらえる点です。しかし、残置物がある場合、不動産会社や買取業者は処分費用を考慮して買取価格を設定します。そのため、自分で残置物を撤去することで処分費用を節約でき、結果的に買取価格の向上につながるでしょう。

欠陥をなくしておく

空き家に欠陥がある場合は、可能な限り修繕をしておくと高く買取ってもらえる可能性があります。ただし、必ず高く買取ってもらえるとは限りません。あらかじめ欠陥の修繕を計画しておくことで、買取価格の交渉や調整がスムーズに進む可能性が高くなるでしょう。

土地の相場を把握する

空き家の買取で失敗しないためには、土地の相場を調べることが大切です。特に地方などの物件では、更地の価格が解体費用を下回ると、買取が難しくなる可能性があります。買取業者は売却益も考慮するため、少なくとも更地価格は解体費用以上であることが必要です。

更地価格の相場は、国土交通省の土地総合情報システムで簡単に調べることができます。また、解体が不要な物件でも、土地価格を知っておくと買取価格が適正かどうか判断できるため、事前に確認しておきましょう。

空き家専門の買取業者に依頼する

空き家の買取を進めるには、先述した通り空き家専門の買取業者を選ぶのがおすすめです。マンションの買取を専門とする会社に依頼しても断られることや、買取価格が安くなることがあります。
空き家専門の買取業者は、空き家の買取価格が高くなる傾向があり、地域によっては家具の引き取りをキャンペーンなどで行なってくれる会社もあります。

信用できる営業担当者を見つける

信頼できる営業担当者を見つけるには、ポイントがあります。まずは、聞き上手な営業担当者を選ぶことが大切です。顧客の意図をしっかりと聞き出し、希望条件を正しく理解できる担当者を見つけましょう。

また、顧客にリスクやデメリットについても隠さず説明してくれる担当者であることも大切です。不利な条件を後から提示されないように、率直に質問してみましょう。
さらに、査定金額に対して根拠を持って説明してくれる担当者を選びましょう。周辺事例やリフォーム費用の想定など、複数のデータに基づいた査定金額の根拠を説明してくれる担当者は信頼性が高いです。

買取価格の交渉を試みる

信頼できる営業担当者が見つかったら、他社の査定金額と条件を比較し、必要に応じて交渉をしてみましょう。買取業者は過去の成約事例などを参考に査定を行いますが、他社の査定金額や条件に不審な点がある場合、営業担当者が丁寧に教えてくれます。交渉の際は、相手の立場も理解し、柔軟に対応することが大切です。最終的に納得できる条件で買取ってもらいましょう。

まとめ

今回の記事では、空き家を買い取ってもらう時の相場やメリット、デメリットについて紹介しました。空き家の買取には多くのメリットやデメリットがありますが、今回の記事で紹介したポイントを抑えておくことで、少しでも高く売却できるようになるでしょう。自分で判断ができない場合には、不動産会社や買取業者に相談するのがおすすめです。

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※こちらの記事は2023年2月時点の記事になり今後法改正などにより変更になる可能性がございます。

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